＊コメント＊

こよひ逢ふ人みなうつくしき、ご存知のかたもご存知でない方も一度は聞いたことのある与謝野晶子のみだれ髪の一節ですね。
朧月夜、桜の中で清水へ行こうと祇園を通ると月も桜も美しくみえた・・
『私の心が浮き立っているせいか行き逢う人がみな美しく見えました』
この環くんと出会ったのも一期一会。
新しい私のはまり役を開花させてくれたキーパーソン。
毎回収録していて、おれがこんなピュアピュアになれたらどれだけいいことか・・・思う日々でした。始めは、正直のところ役として合わないのではないかと思っていたのですが、ボイスドラマとして完成して聴くと意外にそうでもなく。コメントで私のことについて書いてくれているのを見ると『よかった・・・。ﾎｯ』っと肩をなで下ろしていました。2話、３話・・・とボイドラを聴いていくうちに芝居として、声劇としてやったらどれだけ面白いのかなぁなんて思ったこともあったりなかったり。
　いやいや、でも結構苦労しているところもありまして、どうしても私の衝動がブッパしそうなところがありましてね・・・そこを諌めるのにはフフフ・・・その頃はぁ、式神に憑依されていた（大嘘）のもあって色々な環くんがバトってましたねww
　公開されているのはちゃんとした「環千十郎」くんが！環くんが！！！戦っていましたが、はじけていた時はイタチじゃなくてオオカミやサルに憑依されていたのでしょうねぇ・・圧倒的後日談！いつも劣悪上司にこき使われたり、投げ飛ばされたりと悲運な妖怪ですが２話ごとに１シーンくらいは見せ場があるんですよ！その時は環くんが輝いています。中の人も張り切って何十回も「これがいいかな？」「これもいいかなぁ？」ってとりなおしていましたね。ある収録の時は音源の中にかみかみのミステイクが演出の姉御に混じっていたときがちょっと・・・恥ずかしかったですね。気づいていなければいいのですが・・・
個人的にはこれで終わりってのがすごく悔しくてしょうがないですね。
でも！この物語自体が終わったわけじゃないです！
もっともっとこれからも私の心の中でも、皆様の心の中でもこよひのみんなが！環くんが生きてくことを願いながら。ひとりで私は続きを待っております。
これまで聞いてくれたみなさん！ありがとう！まだ聞いてないみんな！よろしくおねがいします！それではまたの機会まで、ばいちゃなのですノシ